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駒形神社の埴輪窯跡
駒形神社の埴輪窯跡(はにわかまあと)は、太田市の北部から北西に伸びる八王子山丘陵南麓の一支丘先端部にある駒形神社を中心に、丘陵の南~南東斜面に造られました。昭和40年に駒形神社社殿の敷地を造った際、窯跡2基が見つかり、うち1基が調査されました。窯は斜面を細長く縦に掘り窪めて造った「窖窯(あながま)」と呼ばれるものです。
また、昭和62年には集会所建設に伴う発掘調査で埴輪の集積場が発見されており、南北4m×東西8mの狭い範囲に約150個の円筒埴輪と形象埴輪が種類ごとに区域を分けて立て並べたものが将棋倒し状に倒れた状態で見つかっています。製作された埴輪は、円筒埴輪のほか、家・楯・靫(ゆぎ)・馬・人物などの形象埴輪がありますが、集積場で見つかった埴輪は写実性が乏しいのが特徴です。出土埴輪の特徴から、6世紀末頃に造られたものと考えられます。
指定区分 | 市指定史跡 |
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指定年月日 | 昭和54年1月18日 合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました |
所在地 | 太田市北金井町402 |
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