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大隅俊平美術館 令和4年度活動記録
令和3〜4年度 春の刀剣展示
春の刀剣展示 令和4年1月29日〜5月22日
太田市所蔵となる大隅俊平作の刀剣15口(ふり)を展示しました。
銘切り実演 令和4年5月5日
中学生以下のお子さま向け、子供の日企画として開催しました。
新型コロナ感染症の蔓延以来、初のイベントとなりました。多くのお子さまに、銘切りプレートをプレゼントすることが出来ました。
さつき祭り 令和4年5月17日〜22日
各日先着7名様に、お茶と干菓子付きで庭園のさつきをお楽しみ頂きました。
令和4年度 夏の刀剣展示
夏の刀剣展示 令和4年5月28日〜9月25日
大隅俊平が、独立後の極初期のみに作刀した乱刃(みだれば)の作品3口含む、合計14口を展示しました。
花結び講座「淡路結び」 令和4年6月7日〜8日
江戸紐の淡路結びでブローチを作る、体験講座を行いました。
1時間の講座で、皆さん素敵な自作ブローチを完成することが出来ました。
七夕祭り 令和4年6月25日〜7月10日
古くから伝わる旧暦の七夕の儀式を参考に、大隅俊平美術館風にアレンジを加え展示を行いました。
五寸釘でペーパーナイフ作り 令和4年8月7日
新規イベントとして講師に高野俊和刀匠をお迎えし、小学五年生〜中学生以下を対象に開催しました。
夏の暑さに負けずに槌を振り、皆さん素敵な作品を仕上げていました。
重陽の節句 令和4年9月6日〜11日
五節句の一つで、菊の節句として旧暦9月9日に行われる不老長寿を願う伝統行事、「重陽の節句」を大隅俊平美術館風に再現し、展示を行いました。
令和4年度 企画展
開館10周年企画展「大隅刀匠と上古刀」令和4年10月1日〜令和5年1月22日
奈良時代以前の、反りの無い姿の刀は「上古刀(じょうことう)」と総称されます。大隅俊平はその中において現代では「直刀(ちょうとう)」と呼ばれる姿の作品を多く制作しました。この企画展は開館10周年を記念し、大隅俊平の作となる上古刀を模した「直刀」「鉾(ほこ)」「剣(けん)」「横刀(おうとう)」などを展示しました。
展示作品説明会 令和4年10月9日
大隅俊平に師事した高野俊和刀匠による作品説明会を開催しました。展示作品解説を始め、刀の製法、たたら製鉄などについても解説頂きました。
作刀工程実演「火造り」 令和4月10月23日
大隅俊平最後の弟子である本田俊正刀匠による、作刀工程「火造り」の実演を開催しました。
当日は多くの方が来館し、短刀二口の「火造り」実演をお楽しみ頂きました。
花結び講座「干支・卯」 令和4年11月8日〜9日
翌年の干支「卯」を、紐結びで作る体験講座を行いました。
参加者のみなさんは、お好みのアレンジで可愛らしい「卯」の飾りを仕上げていました。
ふいご祭り 令和4年12月4日
古くからの鍛冶道具である、ふいごを清めて休ませる「ふいご祭り」を開催しました。当年度は新型コロナへの対応として、残念ながらお供え物の振る舞いは中止となりました。
王朝装束着装実演 令和5年1月22日
例年「十二単」の着付けと「直衣(のうし)」着装状態を見学頂いていましたが、当年度は新たな試みとして衣装を変更し、「采女(うねめ)」と「狩衣(かりぎぬ)」をご覧頂きました。
令和4〜5年度 春の刀剣展示
春の刀剣展示 令和5年1月28日〜5月21日
新たに寄贈となった大隅俊平の師匠、宮入行平作となる太刀を始め、当館所蔵品15口を展示しました。
花結び講座「ストラップづくり」 令和5年2月16日〜17日
参加者の皆さんに、「左右結び」と呼ばれる結びを連結してストラップを作って頂きました。
ひな飾り 令和5年2月21日〜3月12日
五節句のひとつである桃の節句にちなみ雛人形を展示しました。本年度は、関東雛飾りと京雛飾りの2パターン展示を行いました。
作刀実演「玉へし」 令和5年3月5日
刀の材料として有名な玉鋼は粒状に結晶化した鋼のかたまりで、そのまま刀の形に打ち出そうとすると、ポロポロ崩れてしまいます。その為、材料として良く整え、練り上げなくてはなりません。当年度は、その最初の工程となる「玉へし」を、高野刀匠・本田刀匠のお二人に、実演・解説して頂きました。