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作刀実演「上鍛え」を開催します!【大隅俊平美術館】
内容のご紹介
真っ赤に焼けた玉鋼を「折返し鍛錬」によって鍛え、刀の外側となる皮鉄(かわがね)を作る、「上鍛え(あげぎたえ)」の工程を実演・解説します。「上鍛え」は、昨年公開した「下鍛え」に続く工程で、下鍛えで作った複数の鋼のプレートを、一枚にまとめ上げるものです。
赤熱した鋼、飛び散る火花や鋼を打つ音など、刀鍛冶の仕事を間近で体感できますよ!
※「折返し鍛錬」とは、荒く結晶化した鋼の塊である玉鋼を、よく練り合わせるために行う技法です。これにより、材料としての鋼の性質を均一化します。上鍛えで行う折返し鍛錬が、日本刀の特色である「地鉄(じがね)」と呼ばれる淡い景色を、鋼の表面に生み出します。
※「皮鉄」とは、日本刀の外側に使う鋼のことを言います。日本刀には、柔らかい心鉄(しんがね)を硬い皮鉄で包んで作る「合わせ鍛え」という製法があり、これによって「折れず、曲がらず、良く切れる」日本刀ならではの性能を引き出しています。
開催場所
大隅俊平美術館 仕事場
開催日時
令和7年3月2日(日曜日)
13時〜15時
駐車場について
・駐車場には限りがありますので、乗り合わせでの来館にご協力をお願い致します。
・駐車場が満車の際は、宝泉行政センター(当館の西600m)の駐車場をご利用ください。
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