本文
長楽寺絹本墨画月湖観音像
絹本墨画月湖観音像(けんぽんぼくがげっこかんのんぞう)は、縦103cm、横43.6cmの掛軸装で、作者は中国南宋時代から元時代の画家張月湖(ちょうげっこ)と伝えられ、元時代(1271~1367)の制作と考えられています。図柄は、険しい崖と波の荒い湖を背景に、円光を背にし、手に数珠を持った観音像が連弁の上に立ち、右上の空中と左下の水中に龍が描かれています。
指定区分 | 県指定重要文化財[絵画] |
---|---|
指定年月日 | 昭和40年7月23日 |
所在地 | 高崎市綿貫町992-1(群馬県立歴史博物館寄託) |