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明王院の木造二天像(持国天立像・増長天立像)

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ページID:0004247 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

 明王院の木造二天像(みょうおういんのもくぞうにてんぞう)は明王院の参道にある二天門に安置されていいます。ヒノキ材による寄木造りで、像高は持国天(じこくてん)が118.6cm、増長天(ぞうちょうてん)が119.2cm。制作年代は南北朝時代と考えられています。
 持国天と増長天は、広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)とともに四天王と称され、須弥山(しゅみせん)の四方の門(東:持国天、南:増長天、西:広目天、北:多聞天)を守護する神です。
 群馬県内でも南北朝時代までさかのぼる二天像は他になく、造形的にも優れ、像の構成もしっかりしており、南北朝時代の特徴をよく示す彫像です。

明王院の概要と関連する指定文化財一覧
持国天
持国天立像

増長天
増長天立像

指定区分 市指定重要文化財[彫刻]
指定年月日 平成25年5月29日
所在地 太田市安養寺町200-1 明王院