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大隅俊平美術館を紹介します!
ここでは、大隅俊平美術館の施設・展示をご紹介します。
それでは、館入り口から順にご紹介します。
庭園
大隅刀匠は庭いじりを趣味としていました。作刀の合間、草木の手入れを楽しんでおられたそうです。
しばしの庭園鑑賞をお楽しみつつ、ご入館ください。
笠松が見所のひとつです。11月から翌年3月にかけては、雪吊りした様子も見ることができます。
仕事場
大隅刀匠が弟子たちと作刀に励まれた仕事場です。当時のまま、保存しています。通常はガラス戸越しの見学となっていますが、12月のふいご祭りの際は、入室しての見学が出来ます。
この仕事場で、機械ハンマーや鞴(ふいご)等の作刀設備を実際に使用した作刀実演を、例年3月・10月に実施しています。多くの方に来館頂く、人気のイベントです。概要は、年間行事予定をご覧ください。
展示施設
大隅刀匠が実際に住まわれた住居(昭和54年築)を増改築し、展示施設としています。館内は展示室、講座室、学習室で構成されています。
館内
それでは、館内をご案内します。靴を脱いでお上がりください。
受付
入館料は1名様300円/中学生以下無料
また、障がい者手帳などをお持ちの方(ご提示)と、その介助の方1名様まで無料となります。
解説をご希望される方は、受付へお申し付けください。
展示室1(撮影可能)
大隅刀匠の年譜と、刀匠所縁の品等を展示してしています(時期により、内容は変わります)
玉鋼の実物も常設展示しています。この大きな玉鋼は、大隅刀匠が観賞用に注文されたそうです。
重さは40キロほどだとか。
展示室2(撮影可能)
作刀に使用する道具と、作刀工程を展示しています。
道具は全て、大隅刀匠と弟子たちによる手作りです。
今では希少な、未使用の鞴(ふいご)です。鞴を使うことで、鋼に加える熱を調整します。
作刀工程については、各工程ごとに実物を展示しています。
このような素材の状態から美しい刀身を作りあげる事までが、刀鍛冶の仕事となります。
展示室3(撮影禁止)
刀剣展示室です。大隅刀匠の作品を常時15口(ふり)程度、展示しています。
展示替えを年3回行いますので、時期によって作品は切り替わりますが、
正宗賞受賞の太刀や、刃長1.4mに迫る大太刀などを始めとした作品の数々を観ることが出来ます。
ゆっくりとご鑑賞ください。
学習室
大隅刀匠の作刀の様子を記録した映像資料(約30分)を常時上映しています。
上映は午後4時までとなります。
講座室
当館行事や、講座が行われる広間です。(概要は、年間行事予定をご覧ください)
庭園も、ゆっくりご見学ください。
ミュージアムグッズ・コーナー
収蔵品図録など、当館オリジナルグッズを販売しております。
詳しくは、グッズ紹介ページをご覧ください。