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令和5年8月15日号こんにちは市長です

ページID:0027303 更新日:2023年8月15日更新 印刷ページ表示
 前橋商業やったね!!でも、桐生第一のピッチャーがマウンドにうつぶせになる姿を見るとこっちまで涙が出そうになった。九回裏2死、桐一の甲子園は決まったと思った。そこからがドラマだ。逆転で前商が甲子園を勝ち取る。県予選であっても準々決勝あたりから面白くなる。極め付きが今夏の決勝戦だった。
 振り返ってみると、高校野球はコールド、KO負けがとにかく多い。3年間、真っ黒になって野球をやってきた。敷島、城南、桐生球場は晴れ舞台である。結果は大差のコールド負け。1回戦は28試合行われたうちの13試合が、準々決勝までの28試合がコールド試合であった。接戦はまれにしかない。強いチームと弱いチームの格差が歴然としている。いずれプロ野球を目指すとすればコールド負けする高校には入学しない。甲子園に手が届く高校を選ぶのが自然である。お医者さんになろうとすれば医学部への進学実績のある高校に入ろうとするのは当たり前のこと。県内にも野球部を目指して全国から集まってくる高校がある。それはそれでいい。ただ、1回戦ボーイ、しかも五回コールドチームでは気の毒でならない。ならどうする。甲子園を目指すチームと「部活」をエンジョイするチームとに分けたらいいのではないか。そもそも、甲子園を目指すという段階で部活ではなくなっている。バスケボールもバレーボールも、サッカーだって入場料は取らない。部活だからである。高校野球は入場料を取る。県大会で大人700円、高校生100円、まるで興行である。待てよ、部活でないとしたらなんで学校の校庭を使っているんだ。やはり、「部活」なんだ。なら、なんで入場料を取るの?
 前橋商業、頑張ってくれるとうれしい。甲子園を面白くして欲しいな。(7月31日記)