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令和5年9月15日号こんにちは市長です

ページID:0028348 更新日:2023年9月15日更新 印刷ページ表示
 モーニングショーを見ていたら「これぞ新サービス」と取り上げられていたのが高齢者宅にお伺いしていろいろ話を聞くという仕事。1分間100円、10分話していると千円。「高いな」と思いながら見ていたけれどお客さんが増えている、はやってきているというのだ。あれこれ愚痴を言ったりすればスカッとする。話し相手がいないと家で悶々としているしかない。悩み事を丁寧に聞いてもらって、一緒に考えてくれる。それが価値であって満足してお金を払うんです。テレビは「なるほど、すごい」と褒めていた。
 私には目新しいものではなかった。太田市ではすでにやっている。「ふれあい相談員さん」が一人暮らしの高齢者(元気な人のところはパス可)のご自宅まで訪問して話を聞いている。喜ばれていると聞く。24人体制でおおよそ2400人くらいのお宅を回っている。民生委員さんのサポートにもなっている。そのほかに、一人暮らしで体の具合が悪い、とにかく心配な高齢者をターゲットに「おとしより見守り隊」、市役所管理職で編成する部隊をつくっている。今、対象者は58人、月2回訪問している。トイレで倒れていたところを助けることができたという報告があった。仲間の市長と高齢者福祉を話すことが多いが、太田市みたいに行政が一人暮らしの高齢者を直接フォローするまちは聞いたことがない。自慢です。
 「ちょいサポ隊」は知っていますか? 買い物だったり、ごみ出しであったり、電球の取り替えであったり、日常のちょっとした困りごとは「ちょいサポ隊」(シルバー人材センターTel 0276-46-2427)に連絡一つ。作業一件につき500円で「困った」を解決します。今、災害発生時に一人暮らしの高齢者が事前避難できる仕組みを検討しています。(8月31日記)