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令和6年1月4日新春の集い 市長あいさつ

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0031391 更新日:2024年1月4日更新 印刷ページ表示

明けましておめでとうございます

 今日は大勢の皆さまにお集まりいただきまして、令和6年新春の集いが盛大に開催されますことを大変嬉しく思っています。

 令和6年新春の集い

太田市合併20周年を記念して

 太田市は合併して今年で20周年を迎えます。 合併10周年の時は、記念事業の一環として映画を製作しました。この20周年では3,000人の第九コンサートをやりたいと思っています。群馬交響楽団に相談したところ、3,000人集めることは至難の技、大変だと言われましたが、群馬県、埼玉県、そして栃木県を中心に3,000人は集まるという自信を持って、動いていこうと思っています。オープンハウスアリーナ太田を会場に、演奏は群馬交響楽団、前座はジュネスが務めるということを構想しているところです。盛大に賑やかに行いたいと考えています。

ジュネスとコールエンジェルの演奏風景 

30年先の太田市を見据えて

 太田市は、非常に良いまちだと思います。
先日、毎日新聞の一面に、日本郵政の増田社長の記事があり、日本が将来どうなるかということが書いてありました。今、日本には1,700から1,800の自治体がありますが、30年経つと1,000の自治体は潰れるだろう、今あるまちが半分以下になってしまう、という予測がなされていました。 
 太田市はどうでしょうか。私は自信を持って、太田市は残ると言えます。本日参加している市議会議員の皆さま、地域を支えている皆さま方が沢山いるため、太田市は潰れません。消滅してしまう1,000の自治体は、県の直轄下に入ってしまい、自分の自治能力がなくなってしまいます。我々地方自治体は、自分たちで自分たちのまちを作っていかなければいけません。地方交付税を有効に使いながら、自分たちのまちで生産し、みんなで働いた成果を市民サービスのために使っていくことが非常に大事です。

『子ども』はまちづくりの中心

 太田市は子どもを象徴として、積極的に自分たちのまちをつくっています。子どもたちを中心にして物事を捉えるために、全国で初めて『こども課』を作りました。この考え方に稚内市が興味を持ち、稚内市も同じく『こども課』を作りました。太田市には子どもに関する施策が多くあります。
 最近は、おむつに注目して施策を打っています。保護者がおむつを保育園に持っていく必要がなく、片付けに関しても、役所あるいは保育園が一緒になってやることが決まりました。また、太田市は、早くから給食費の無料化を行い、高校生世代の医療費無料化も群馬県で1番早く行いました。他のまちがやってないことをやりたいのです。

 

みんなで力を合わせて自分たちのまちを作る

 行政の施策を考える中で議員と相談しながら、太田市をより良くするために動いています。令和2年度には、200ヘクタール以上の市街地調整区域を市街化区域に編入することができました。そのため、渡良瀬産業団地などで収益も得ることができました。その利益は、私たちのまちづくりをするために還元されています。さらに私たちのところにある貯金を使って、債権を買っています。債権は1パーセント以上の金利がついて、これを運用しながら、少しでも市の役に立つように、その運用益を市財政の収入に計上しています。いくら子どもの施策を考えようとも、お年寄りの施策を考えようとも、歳入がなければ、まちは何もやっていけません。
 財源確保のために、今、本当に頑張って動いています。これができるのは、今日お集まりの皆さま方が太田市に対して積極的に協力してくださるおかげです。協力的でない人ばかりだと、まちは上手くは動きません。今日の新春の集いは、私たちがみんなで力を合わせて自分たちのまちを作っていこうということをみんなで約束する場所になっています。

会場で牛乳を持って乾杯する様子

おわりに

 今年の元旦は、能登半島地震で大変でした。強烈な地震ですので、私たちは何かしなければいけないと思い、本日は受付入口に義援金を募る箱を置きました。熊本地震の時は義援金を現地へ持っていきました。ぜひ今回も皆さまのご協力をお願いします。
 今日は、山本知事をはじめ、多くのご来賓の方に来ていただきました。みんなで一致団結してまちづくりを力強く進めるために、今後も協力をいただきたいと思っています。新春の集いに大勢お集まりいただいたことに心から感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

令和6年能登半島地震災害支援募金