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令和6年2月1日号こんにちは市長です

ページID:0031843 更新日:2024年2月1日更新 印刷ページ表示
 忘年会が復活した。コロナも明け、いい年が迎えられると思っていた矢先、マグニチュード7.6の能登半島地震が元日に起こった。地域を壊し、悲しいことに犠牲者が多数出てしまった。新年会も復活したが、会の冒頭「明けましておめでとう」という言葉はない。被災地が今までの生活に戻れるのはいつの日だろう、悲観的になるばかりです。遅れましたが皆さんからの「義援金」ありがとうございました。
 いろいろな集まりに顔を出すようになると多くの声を聞くようになる。恒例の群馬交響楽団によるニューイヤーコンサートは「よかったね」という声をいっぱい頂いた。「めったに話をする機会がないので…」と声を掛けられた。「省庁移転は進んでいない。災害のないこの地が最適です。声をあげてほしい」という趣旨。確かに省庁移転の話はいつの間にか消えてしまった。
 もっと小さなことだが「アメダスが太田にないのはおかしくない?」ということ。館林が日本一暑い、いや熊谷だ、最近は桐生の名前が出てきた、というのが話題になっても太田は出てこない。気象庁の人が年に何度か来て災害予報の充実について報告してくれる。必ず太田にアメダスの設置を要望するけれど、「それは…」と答えはない。人口より「昔から」を大事にする。税務署もそうだ。いつの時代に税務署が館林につくられたのか知らない。そのまま館林税務署である。「納税者が圧倒的に多い太田に移転するべきでは。」と税務署長が代わるたびに言うのだが「それは…」と移転の気配はない。半世紀もたてば人口も企業の数も変わる。変わる姿を見ても見ないふりをするのが官庁ということか。
 「市民の目線で考える」組織を考えています。どうしても縦割り、役所都合で組織をつくっているようにも思えます。どこまでできるか不安もありますが。(1月15日記)