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令和6年5月1日号こんにちは市長です

ページID:0034989 更新日:2024年5月1日更新 印刷ページ表示

 そろそろ運転手を付けた方がいいんじゃないですか、ケチケチしないでと言う人がいます。私の運転ぶりを見ればそろそろなんて言葉は当たっていませんし、ケチで運転手を置かないわけではない。運転が好きですし、90歳くらいまでは運転したいと思っているからです。ここ30年は優良ドライバーです。表彰ものですよ。
 家に黒塗りが迎えに来て、運転手がドアを開けてくれる。こんなのは照れくさいし、第一私には似合いません。ただ一度だけありました。市長になって初めて登庁した日の朝、車が迎えに行きますと秘書課長が言うから断ったのですが、それが私の仕事ですと言われ、仕事を奪ったのでは申し訳ないと思い、その時だけ承知しました。トヨタのセンチュリー、覚えています。私に運転手がいるかいないかはどうでもいい話ですが、申し訳ないなと思うことがあります。市議会議長さんが右へならえをして運転手を置かないのです。議長になったと具体的に実感したのは、運転手付きの車が用意され家への送り迎えをしてくれるときだったなあ、と誰からか聞いたことがあります。議長には申し訳ないな、と思ったりします。少し古い話ですが、県の戦没者追悼式に出席した時のこと。秘書室長が運転して行くというのを休日だからと断って、自分でスバルのフォレスターを運転して行ったのですが、案内された駐車場が遠くて…、参りました。運転手のいる黒塗りは、玄関先まで誘導されているのです。汗をかきながら式場に、そして市町村を代表して追悼の辞を述べてきました。
 普段は秘書室の誰かが運転してくれています。「センターラインがあちこち消えている。予算、増やさないとまずいね」と言うと、すぐに財政課と調整です。秘書と運転の二役です。今年の交通安全予算、増えました。 (4月16日記)