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令和6年5月15日号こんにちは市長です

ページID:0035479 更新日:2024年5月15日更新 印刷ページ表示

 何か用事があるとき、ついでにその付近を歩くことにしている。だから場所は問わない。最近は少し効率的にしてみた。イオンで映画を見ようかな、であればイオンまで歩く。「オッペンハイマー」がアカデミー賞を取ったというので見てきた。第二次世界大戦を終結させることになった広島・長崎の原爆、そのことも視点であったがアメリカの核開発がソ連にスパイされる危機、原爆を作ったオッペンハイマーにスパイの容疑が向けられる。映像は迫力があった。
 さて、帰りはどうするってことになる。健康のため歩いて帰るという指令とバスで帰ろうぜという相反する指令が脳内で交錯する。その日はバスを選択した。保健センター前、停留所が家のすぐそばにある。
 新緑の季節になって木々が緑を濃くし始めている。歩道のわずかなすき間から草が顔を出す。むしりにくくて憎たらしい草どもだけれど初夏をそろそろ感じさせる。九合小の脇を通って市民会館、前庭の芝生も青くなり始めた。秋の半ば、愉快な生バンドが音を響かせる「おおた街なかジャズフェスタ」は大のお気に入りだ。ベイシアの前を通って運動公園に向かう。サンダーズの観戦だ。親子4人が私を追い抜いて行く。「どちらから?」。声をかけた。「館林です。えっ、太田の市長さんですよね」「館林もファン多いですよ。サンダーズの帽子、あれいいですね。うちの子どもたちにも頂けないですかね」。後援会の事業で小学生にサンダーズキャップを配っている。好評だ。大泉、千代田、邑楽まで配った。来年は板倉まで、小学生に配りましょう。そして、帰り。「夕方だし危ないですよ。送りますよ」と言われて「そうしようか」ということに相なった。健康のために歩こう、というお題目はどこかに消えた。トホホである。
 ここ2週間ほど朝30~40分歩いている。欲張らずに毎日、これでいきましょう。(4月26日記)