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明けましておめでとうございます。お元気で新年を迎えられましたか?未来を拓く一年にしていきましょう。今年もよろしくお願いします。
あっという間の合併20年です。歴史というのは意識しながら重ねていくものではありません。振り返ったら20年がたってしまったというのが自然なのです。私も生まれて83年がたちましたが、年だけが先にどんどん歩いていってしまう。まだ60歳で立ち止まっているのに、という気持ちです。高齢社会をマイナスマインドで見ていくと劣化する社会しか考えられないですが、行動する高齢者が未来を拓く社会は希望さえ持てます。ノーベル平和賞を受けた日本被団協、代表委員の田中煕巳(てるみ)さんは92歳です。「人類が核兵器で自滅することのないように」と淡々と世界に訴えました。被団協の皆さんは未来に向かってなお、核兵器の廃絶を訴え続けています。オスロでの証言に世界は耳を傾けたはずです。
新たに始まる総合計画のタイトルは「みんなの笑顔がすぐそばにあるまち おおた」にしました。温かさと平和を感じられると思っています。「公園」を象徴にしたい、そう思っています。議会でもウォーカブルなまち発言がありました。南口駅前に来る桐生大学から南一番街、そして保健センターの街路を緑で埋めたい。新田プール跡にはインクルーシブ公園。大人も子どもも障害のあるなしにかかわらず一緒に楽しめる公園です。尾島の備前島はスポーツ公園、野球場と多目的広場にします。藪塚には民間とコラボして子どもたちをターゲットにした公園。サン・スポーツランドの隣接広場にはテニスコートの拡張と、グラウンドゴルフ場。そして八王子山公園には桜250本を新たに植える。おそらく、春は全体が薄いピンクで覆われることになるでしょう。
新年になると太田全体を思い描くのがクセになっています。今年も元気でいきましょう。