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令和2年12月28日 仕事納め式 市長あいさつ

3 すべての人に健康と福祉を9 産業と技術革新の基盤をつくろう
ページID:0004089 更新日:2020年12月28日更新 印刷ページ表示

新型コロナウイルス感染症の影響…

 今年は庁内放送という形の仕事納め式となりました。新型コロナウイルスが流行し、最近では太田市も感染者数が多い状況です。群馬県全体でも感染者数は増加しており、これから新年を迎えるにあたり、心配がないわけではありません。

2020年の振り返り
来年はスポーツを通じて盛り上げたい

 職員の皆さんには、本当に一生懸命頑張っていただいた1年間でした。
 振り返ってみれば、色々なことがありました。いくつか挙げますと、おおた渡良瀬産業団地の造成が終わり、分譲もすべて終わりました。また、10月には太田市運動公園陸上競技場がリニューアルオープンとなり、先日、パナソニックワイルドナイツがNECと無観客で強化試合を行いました。とても褒めてもらいまして、よい陸上競技場が完成したと思っています。そして、もう一つ、今後、プロバスケットボールチームの群馬クレインサンダーズが太田市に本拠地を移すかもしれません。本拠地を移すということは、私たちの責任もあり、これからまた、職員の皆さんには、協力していただく必要があります。太田市を盛り上げるためにスポーツを通じて頑張る。来年はそのような年になるかと思います。

地方から世の中を変えていく

 今年は元気で、風邪をひくことはありませんでした。最近は歩くようにしていまして、昨日は、自宅からイオンまで、全体で約7キロを歩きました。歩くだけではつまらないので、途中、イオンの映画館に寄り、「天外者(てんがらもん)」を観ました。これは三浦春馬さんの遺作となったものですが、とてもおもしろい映画でした。江戸から明治に移るときに、五代友厚(ごだいともあつ)という若者が大活躍して、古いものから新しいものへ積極的に変えようとしたというものです。彼は古い人には非常に嫌がられましたが、海外に目を向けながら、これから100年後の日本をどうしたらよいかということを一生懸命考え、行動しました。そのときに感じましたが、世の中を変えていくのは、中央から変えるというのは非常にやりづらいものです。国、そして文化や教育、すべてを中央から変えるよりも、むしろ、地方から変えていく方がよい。五代友厚は薩摩出身であり、彼が言うには、「薩摩から変えよう、土佐から変えよう、あるいは長州から変えよう。」ということで、特に西から変わっていき、地方から東京に影響を与え、明治政府が出来上がったわけですが、今でも同じことが言えます。東京が変わらなければ、われわれが変わることによって、東京を変えて日本を変えていく。そのような気持ちで頑張っていかなければならないと思います。

来年ももっともっと変わる!

 今年は太田市にとって色々変化がありましたが、来年はもっともっと変わります。今は、お金がない時期ですが、お金がなくても、気持ちで太田市を変えていく。そういう年にしていきたいと思っています。1年間、本当にご苦労様でした。太田市は周りのまちから「結構よいまちになったね。」と言われています。これは職員の皆さんが頑張ってくれたからだと思っています。今年も残りわずかとなりましたが、健康に注意して新しい年を迎えていただければ幸いです。