令和3年12月28日 仕事納め式 市長あいさつ

一歩先を進むまち太田

　一年間を思い起こすとたくさんのことがありました。他のまちと比較するわけではありませんが、太田市は、色々な面で一歩先を行こうとしている姿勢を確実に見ることができました。

スポーツによるまちづくり

　先日、市役所のサッカー部が桐生第一高等学校のサッカー部と対戦しましたが、太田市の陸上競技場が評価されました。桐生第一の監督から太田市をプレミアムリーグの拠点にしたいという話があり、本当に嬉しく思いました。Jリーグの下部組織12チームが戦う場所として、来年は、全国に広く太田市を知らせる年になりそうです。B1のバスケットと同様に高校サッカーを通じて、太田市の存在を知ってもらうには絶好の機会となります。

コロナの沈静化に向けて

　群馬県における本日のコロナ感染者は20名で、太田市は9名とのことです。新しい年は感染者数がどのように推移するかまったくわかりませんが、われわれが努力できる範囲内で、何とかコロナを静めたいという気持ちです。明日29日に花火を打ち上げますが、花火が終わったら平穏な世の中になってほしいと思います。

自信を持って仕事を行う

　来年度は、積極的な予算が組めそうです。皆さんの要望を一つひとつ実現させるように財政当局と話をして決めていきます。そして、不都合が起きている組織についても改善を図ります。われわれが意識を変えることによって太田市を変えていくことができます。それぞれ新しい年には課題があると思いますが、マイナス要素があるわけではないので、自信を持って、今与えられた仕事を完成するために頑張ってください。

コストパフォーマンスと成果を考え、来年に臨む

　来年は厳しい年と言われています。各企業はコスト増で値上げをせざるを得ない状況です。農政部からもお米が安くなっているとの報告があり、これから不安定な世の中になっていくかもしれません。コロナによる不安要因が解消される中で、新たな不安も出始めています。われわれは、コストパフォーマンスと成果を考えながら、来年に臨んでいきたいと思います。

太田市はプライドを持って歩けるまちに

　太田市はプライドを持って歩けるようなまちになりました。これからも継続して、次の世代に譲り渡していくことが必要です。そのために、来年も心を引き締めて頑張る年にしたいと思います。一年間ご苦労様でした。皆さんの頑張りに心から感謝し、新しい年を健康で元気に迎えられるようお祈りして挨拶とします。健康に気を付けて、よい年を迎えてください。